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かしはら かくたろう

柏原覚太郎

香川県高松市に生まれる。大正9年(1920)香川師範学校を卒業後に郷土出身の彫刻家、二科会の藤川勇造をたよって上京、東京美術学校図画師範科に進む昭和2年(1927)第14回二科展に初入選。この頃に藤川勇造の緑で安井曾太郎に師事する。昭和7年、同郷の山尾薫明とともに渡欧し、パリに滞在するが、国際情勢の急変をうけ翌年にはイタリア経由で帰国。この年の二科展に作品が特別展示される。その後も二科展に出品を続け、会友賞受賞を経て昭和17年二科会会員となる。戦後は二科会を離れ、同志とともに行動美術協会を創立する。作品は初期には人物画を多く描くが、戦後からは風景画、特に郷土の瀬戸内海を描いた明るく明快な色調の作品を描いた。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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ホックニーとは?【 作家名 】

1937年イギリスに生まれる。1953年から57年まで、ブラッドフォード美術学校で学ぶ。1957年から59年までは良心的兵役拒否者として病院で勤労奉仕。1959年から62年まではロンドンの王立美術学校に学び、金賞で卒業した。1960年のテート・ギャラリーでのピカソ回顧展に刺激を受ける。1963年パリ青年ビエンナーレで版画賞受賞。1964年にはロサンゼルスを拠点にカリフォルニアの生活を描く。1967年から写真をとり始める。1970年には、ロンドンのホワイトチャペル画廊で回顧展を開き、また70年代には舞台装置や衣装のデザインも始める。1980年ニューヨーク近代美術館のピカソ回顧展に感銘を受ける。1982年からはフォトコラージュを制作する。1988年にはロサンゼルス・カウンティ美術館で回顧展。イギリスのポップ・アートのスターとしてデビューし、様々に遷歴を重ねながらも、私的な生活を主題とした具象性を保ち続けている。そんな彼の作品は、単にポップ・アートの枠内におさまり切れない幅の広さを持っている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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