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すだ くにたろう

須田国太郎

京都府京都市に生まれる。高等学校在学中より独学で油絵を描き始める。京都帝国大学で美学美術史を学び、同時に関西美術院でデッサンを学び大正8年(1919)にスペインに渡った。大正12年に帰国しその後は大学で講師を務めるが、昭和7年(1932)初めて個展を開催、昭和9年には独立美術協会会員に迎えられた。昭和18年第6回文展の審査員。同22年は日本芸術院会員になり、同25年には京都市立美術大学教授となる。同34年には毎日美術賞を受けた。その作風は欧州でバロック絵画やヴェツィア派の絵画を模写、研究、その結果からくる暗褐色を基調として明暗の色調と諧調に富む独自の写実的な作品である。これは生涯を通して大きく変わることはなく、画境は次第に東洋的な幽玄の境地へと進んでいった。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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遠近法とは?【 美術用語 】

三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。

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