ぐるぐるアートワード
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版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4



〈版画集〉5



版画集〈『悪の華』のために版刻された14図〉13.〈放蕩〉と〈死〉は…



版画集〈エルサレムの攻略〉1.裸婦



版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物


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あらかわ しゅうさく

荒川修作

1936年愛知県に生まれる。武蔵野美術大学を中退した後1958年から61年まで読売アンデパンダン展に出品。1960年には篠原有司男三木富雄工藤哲巳らと共にネオ・ダダ・オルガナイザーズ・グループを結成する。ハプニングなどをする一方で、毛布や木綿、セメントなどで作った〈箱〉のシリーズを制作する。1962年に渡米し以後はニューヨークに住む。1963年頃から乳白色の地に図形や記号、言葉を描く〈ダイヤグラム〉のシリーズを制作。1968年には現代日本美術展で大賞を取る。1969年頃から〈意味のメカニズム〉のシリーズを制作。1970年にはヴェネチア・ビエンナーレに、77年には「ドクメンタ6」に出品する。言葉をイメージや物のシンボルとしてのみでなく、それ自体自律した描かれる対象としてとらえることは、意味作用とは何か、と問い直すことにもなろう。彼がコンセプチュアル・アートの先駆者の一人として評価されるゆえんである。2003年紫綬褒章を受章。


カテゴリー:作家
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円山四条派とは?【 美術用語 】

江戸中期、円山応挙によって始められた写実的な絵画の流派円山派と、その流れをくむ応挙門下の呉春の開いた四条派を併称したもの。円山派は、18世紀の中頃、京都の新興町人層の現実的な感性を基盤に、写実性と伝統的な装飾性を融和させた新しい様式で、上方画壇に大きな影響を与え、明治画壇にまで及んでいる。用筆上の特徴としては従来の没骨技法に墨の濃淡表現を加えた付立(つけたて)法とよばれる筆法が用いられている。応挙の門下には、呉春、長沢蘆雪、森徹山、渡辺南岳、源?g、山口素絢、奥文鳴、月僊などがいる。四条派は、江戸後期に呉春によって始められた一派である。円山派の平明で写実的な作風に俳諧的な洒脱みを加えた新様式で、応挙歿後の京都画壇で流行した。呉春をはじめ門下の多くが京都四条近くに住んでいたため、その一派を四条派と呼ぶ。呉春門下には、松村景文や岡本豊彦、柴田義董がいる。岡本豊彦は、四条派に再び南画様式をとり入れたが、その画系には塩川文麟幸野楳嶺竹内栖鳳らが相次ぎ、明治の京都画壇に大きな影響を与えた。

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