ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


「アレゴリー 新シリーズ」



アレシンスキー



哀れなアン



アングル



アングルのヴァイオリン



アングレームの城壁跡



安斎重男



安全灯油「サクソレーヌ」



安全な死の保管場所



UNTITLED



無題



無題



Untitled(BLACK MAN)



UNTITLED 2



アンダーソン



アンティミスム



アンテス



アンデパンダン展



アントナン・アルトーの肖像



And / or in Profile


<前 (7/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


たかい ていじ

高井貞二

1911年大阪市に生まれる。1986年没する。1930年上京、一時川端洋画研究所に学ぶ。この年第17回二科展に19歳で初入選となる。その後二科会、新油絵の会、二科九室会、文展等で活躍するなど、シュルレアリスムの作家として注目を集めた。戦後は、行動美術協会創立に参画、現代美術総合展、読売アンデパンダン展、美術団体連合展等で活躍するが、1954年単身で渡米。アクション・ペインティングの渦中に身を投じ、ホイットニー美術館全米選抜展、コーコラン・ビエンナーレ展、カーネギー国際美術展等に招待出品されるなど、戦後第一期の在米作家としてアメリカ画壇で高い評価を受けている。一方、国内においても二紀会委員となり、第3回福島賞を受賞、日本国際美術展、現代日本美術展等に招待出品されるなど、国内外で幅広く活躍している。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

デフォルマシヨンとは?【 美術用語 】

変形、歪形。造形芸術で、自然の対象を変形して表わすこと。遠近法、短縮法、プロポーション、美術解剖学などの知識に基いて形態、空間、量的表現を正確に再現する写実より、芸術家の造形意志が重視される。これにはより自然に見えるための歪形も含まれる。しかし、近代美術では、芸術家の主観を強調し、観る者に強く訴えるために、形やプロポーションや空間的秩序を意識的に変形して独自の造形的秩序を造り出すことが盛んに行われ、セザンヌをはじめ、ピカソダリモディリアーニなど、キュビスム、シュールレアリスム表現主義などの造形的特色となっている。しかし、それ以前にも、エル・グレコらのマニエリスムの絵画、ドナテロやミケランジェロの彫刻、建築の枠に規制されたロマネスク時代の柱頭、二次元性を強調した東方的造形(古代エジプト美術、東洋絵画)など広く認められる。いずれにせよ、どのような美術作品も事物の厳密な三次元的複製ではありえないから、ほとんどの美術作品はこの「歪形」を行っているといえる。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

デフォルマシヨン

キーワードを含む記事
2件見つかりました。

  写実主義

  デフォルマシヨン


<前   次>

徳島県立近代美術館2006