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子供と伯母



アイ・キャンディ



アイアマン



靉嘔



愛するアウグスティン



愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



靉光



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アウドゥ



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アヴェドン



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 作家(1701)

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あいみつ

靉光

1907年広島県壬生町に生まれる。1946年没する。本名は、石村日郎。大阪の天彩画塾、肖像画塾に学んだあと1925年に上京し太平洋画会研究所に学ぶ。はじめフォーヴィスムやゴッホルオーピカソマティスらの影響をうけやがてシュールレアリスムへの傾斜をみせる。1938年に「眼のある風景」を独立展に出品し、協会賞を受賞。この作品は日本のシュルレアリスム絵画の記念碑的な作品と評されている。翌年美術文化協会の結成に参加。このころから東洋絵画への強い関心をみせ美術文化展にその影響が濃厚な作品を発表する。この時期は墨や岩彩を用いた作品も残している。晩年の作品は写実性を回復し、1943年に友人たちと結成した新人墨会に〈自画像〉を発表した。翌年1946年応召して上海で戦病死。


カテゴリー:作家
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外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

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