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かたせ かずお 片瀬和夫
1947年静岡県に生まれる。1973年田村画廊(東京)で初個展。1974年ヴォルフスブルク市立美術館長クラウス・ホフマンと出会い、75年に渡独、同美術館で個展を開催。1976年よりカッセルに在住。1980年から粉末色彩を用いたインスタレーション、83年からはネガ(陰画)による作品などを発表し、80年代初頭より国際的に高い評価を獲得した。1983年東京国立近代美術館他の「現代美術における写真」展、86年ゲント(ベルギー)での「シャンブル・ダミ」展、90年栃木県立美術館の「1990 日本の版画・写真・立体[観念の刻印]」展、92年カッセル(ドイツ)での「ドクメンタ9」などに出品。1993年には国内での初の本格的な個展「片瀬和夫−なげるかげ−」が渋谷区立松涛美術館で開催された。1994年、ファーレ立川アートプロジェクトに参加し作品を設置。同年、直島コンテンポラリーアートミュージアムの「オープンエアー’94“OUT OF BOUNDS”」展、1995年広島市現代美術館の「被爆50周年記念 ヒロシマ以後 現代美術からのメッセージ」展に出品。在外日本人作家として国際的に活躍している。
カテゴリー:作家
シャガールとは?【 作家名 】 1887年ロシアに生まれる。1985年没する。ユダヤ人であるが後にフランス国籍を得る。バクストの美術学校で学んだのち、1910年パリに出る。この頃から故郷の風物を好んでとり入れる。1914年ロシアに戻り、革命後は一時期美術行政にも関わるが、22年に再びパリへ戻る。1933年にバーゼル美術館、46年にはニューヨーク近代美術館、47年にはパリ国立近代美術館で回顧展が開かれた。第2次世界大戦中は渡米するが、1947年にはフランスに戻る。1950年にはチューリッヒ美術館、63年には東京と京都で、また67年には生誕60年を記念してチューリッヒとケルンで、それぞれ回顧展が開かれた。あざやかな青や赤や黄色を用いて描かれた、花々や動物、抱擁する恋人達は、重力をこえて空を飛んでいる。スペイン内乱やユダヤ人虐殺、2つの大戦を経た彼は、永遠の愛の神話を生み出そうとしたのであろうか。油彩の他、挿絵や版画、ステンドグラスなども手がけており、今世紀を代表する画家の1人として評価されている。ニースにシャガール美術館がある。 |
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