ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


安藤忠雄



アンドリ



アンドリース・ファン・デル・ホルンの肖像



アンフォルメル



あんま 愛欲を支える劇場の話



アンリケルデュポン



アーキペンコ



アースワークス



アーツ・アンド・クラフツ運動



アートアンドフォーム



「アート・リバイバル・イン・オーストリア」



アーミテジ



アールト



アール・ヌーヴォー



飯島光峨



飯田宗吉



飯田善國



イェットマー



イェテロヴァ



家並


<前 (8/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


あべ のぶや

阿部展也

1913年新潟県に生まれる。1971年に没する(ローマ)。本名、芳文。独学で絵画を学び、1932年第2回独立美術展に出品。1937年瀧口修造と、超現実主義的な詩画集『妖精の距離』を刊行、画家としての本格的な出発点となった。1939年独立美術協会を退会し、美術文化協会の結成に参加。1941年から46年にかけて日本軍報道部の一員としてフィリピンに滞在。1949年日本美術家協会常任理事となる。1951年タケミヤ画廊で個展。1952年美術文化協会を退会し無所属となる。1958年東欧を中心にヨーロッパを旅行、アンフォルメルの作風へ移行する。1962年以降はローマに滞在した。サンパウロ・ビエンナーレ、カーネギー国際美術展など各種の国際展を舞台に活躍し、国際造型連盟執行委員、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ国際委員などもつとめた。一つの表現様式に留まることなく新たな作風を追求し続けた作家といえる。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

印象主義とは?【 美術用語 】

19世紀後半のフランスに起きた最も重要な絵画運動で、その影響は欧米をはじめ日本にまで及ぶ。1874年春にモネピサロシスレードガルノワールセザンヌ等を中心とする画家が官展のサロンに対抗して団体展を開いた際、新聞記者ルロワがモネの「印象−日の出」をもじって彼らを印象派と呼んだ。印象派という名称はこのことに由来し印象主義という用語もそこから派生した。印象主義写実主義を受継いで特に外光派の戸外制作を重んじ、かつマネに啓発されて明るい色彩を用いて外界の事物を光をあび、空気で包まれた印象として表現した。光の変化に応ずる色調の変化や空気のゆれ動きを効果的に描くために、固有色を否定し、筆触を小さく分割し、色調を原色に還元したことが技法上の特徴とされる。印象主義は必ずしも体系化された理論をともなわず、組織的にはゆるやかな結びつきにとどまったため、1880年代以降各画家の個性の進展と円熟にしたがい、またスーラやゴーガンなど新世代の登場ともあいまって多様化の様相を深めた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

印象主義

キーワードを含む記事
29件見つかりました。

  印象主義

  海景−「聖クレア」シリーズより

  メアリ・カサット

  ヴァシリー・カンディンスキー

  カーナヴォン城の眺め

  アルフレッド・シスレー

  ポール・シニャック

  新印象主義

  ジ・エイト

  総合主議

  ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー

  ジョルジュ・デスパニャ

  ラウル・デュフィ

  ポール・デルヴォー

  ロベール・ドローネー

  ナビ派

  ヘルマン・バール

  表現主義

  カミーユ・ピサロ

  フォーヴィズム


<前   次>

徳島県立近代美術館2006