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アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



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阿部展也



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あべ のぶや

阿部展也

1913年新潟県に生まれる。1971年に没する(ローマ)。本名、芳文。独学で絵画を学び、1932年第2回独立美術展に出品。1937年瀧口修造と、超現実主義的な詩画集『妖精の距離』を刊行、画家としての本格的な出発点となった。1939年独立美術協会を退会し、美術文化協会の結成に参加。1941年から46年にかけて日本軍報道部の一員としてフィリピンに滞在。1949年日本美術家協会常任理事となる。1951年タケミヤ画廊で個展。1952年美術文化協会を退会し無所属となる。1958年東欧を中心にヨーロッパを旅行、アンフォルメルの作風へ移行する。1962年以降はローマに滞在した。サンパウロ・ビエンナーレ、カーネギー国際美術展など各種の国際展を舞台に活躍し、国際造型連盟執行委員、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ国際委員などもつとめた。一つの表現様式に留まることなく新たな作風を追求し続けた作家といえる。


カテゴリー:作家
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遠近法とは?【 美術用語 】

三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。

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