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さとみむ ねつぐ

里見宗次

広告クリエーター、画家、素描家、石版画家、ポスター作家。1904年大阪市に生まれる。1920年渡仏し。パリ国立美術学校に学ぶ。パリ商工祭のポスター・コンクールにたびたび入選する。〈パリ6日間自転車競争〉のポスターで日本でも一躍有名になるが、ムネ・サトミの名によって、すでにパリでもよく知られていた。日本とフランスのデザイン交流にも努め、国際商業美術交歓展の開催(1934年)に尽力する。1940年に戦争のために帰国したが、翌年個展を開いた。戦後再び渡仏する。1996年大阪で没する。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)


カテゴリー:作家
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素描とは?【 美術用語 】

紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描ドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。

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