ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


村井正誠



村岡三郎



村上華岳



村上善男



村上凌雪



紫の人質



紫派



村田省藏



村の教会



村の花嫁[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]



村はずれの教会



村山槐多



村山知義



ムロツェック



ムンク



ムンク



ムンツ



ムーア



ムーア



ムーヴマン


<前 (159/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ふじい じろう

藤井二郎

1906(明治39)年、大阪市に生まれる。25年に川端画学校洋画部、信濃橋洋画研究所に学ぶ。26年に第13回二科展に初入選。28年に渡仏し、グランド・ショーミエール研究所に通う。二科の先輩の高崎剛や向井潤吉らと交友があった。29年のパリ1回展の評ではその色彩感覚が注目されている。在仏中も二科展に毎年出品し、帰国した32年の第19回二科展では、山下新太郎吉井淳二らの帰国者と共に滞欧作が特別陳列された。戦後は二科会再建に努力し、79年には文部大臣奨励賞を受賞。二科会理事も務めた。87年にサロン・ドトンヌ会員になる。92年西宮市で死去。(「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」図録 1998年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

タルとは?【 作家名 】

ネグリチュードの詩人としても知られた文人大統領サンゴールが打ち出した、新生セネガルの発足に際しての文化振興政策の思想は、アフリカの伝統的な精神をベースにして、西欧近代の物質文明を同化してゆこうというものであった。当時、パリから戻ったばかりのパパ・イブラ・タルは、サンゴールの理想の実現に向けて、ダカールの若い美術家たちを指導し、積極的に助言をあたえるなどした。やがて、これら一群の作家たちをエコール・ド・ダカールと呼び称するようになるのだが、彼らは仮面や神像などの伝統的なモチーフをキュビスムの手法を取り入れて、半抽象の様式で描くことに活路を見いだした。1966年、ダカールで開かれた第一回世界黒人芸術祭で、エコール・ド・ダカールは華々しく登場することになる。パパ・イブラ・タルも、この時にイバ・ンジャエによって企画された〈現代美術−傾向と対峙〉展に出品している。ここではエコール・ド・ダカールの第一世代の美術家たちがどのような顔ぶれであったのか、よく知ることができる。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

タル

キーワードを含む記事
40件見つかりました。

  悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より

  マルト・ウィリ

  ニール・ウェリヴァー

  ジェイムズ・ヴァレリオ

  ヨーゼフ・エンゲルハルト

  落穂拾い

  加納光於

  ルドルフ・カルヴァッハ

  ギターを弾く女と2人の女

  九十九里浜II

  ヤニス・クネリス

  グルジィ

  子供用乗り物「ビッグ・ザ・フェイス」

  アレクサンダー・コールダー

  叫び

  清水多嘉示

  書窓 1巻1,2,4号、2巻2,6号、3巻1号、4巻2,5号、5巻1,4号

  人物

  フィリップ・スタルク

  素描


<前   次>

徳島県立近代美術館2006