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ヴァレリオ



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ヴァロットン



ヴァンドンゲン



ヴァンサン(ルネマエル)



ヴァン・ゴッホの像



ヴァーグナー



「ヴァーグナー・シューレ」1901



「ヴァーグナー・シューレ」1902-03/1903-04



「ヴァーグナー・シューレ」1905-07



ヴァーゲンフェルト



ヴァーラミス



ヴィエナコレクション



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ヴィカリ



ヴィクトル・ジョゼ著「ドイツのバビロン」



ヴィックジャンティ



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いたくら すみこ

板倉須美子

1908(明治41)年、東京に生まれる。文化学院大学部を中退して板倉鼎と結婚。翌26年鼎に同行し、アメリカを経由して7月にパリに着く。27年から油絵を始め、この年のサロン・ドトンヌに《Kotoro》が初入選。翌28年も《ベル・ホノルル》の2点が入選する。29年にはパリ1回展とブリュッセル展、リール市の日本人画家グループ展にも出品している。1929年に鼎が急死したため帰国。一時有島生馬の指導を受けた。33年には二科会の急進的な作家が中心となった美術グループ「新油絵」の結成に参加し、第1回展に出品した。34年神奈川県で死去。(「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」図録 1998年)


カテゴリー:作家
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アンリ・ローランスとは?【 作家名 】

1885年フランスに生まれる。1954年没する。始めパリで装飾や彫刻の勉強をしながらロダン風の彫刻を作る。1911年、ピカソブラックレジェらと出会い、とりわけブラックを通してキュビスムを知る。パピエ・コレなどの実験的な制作を糧にして、キュビスムを彫刻に適用した草分けの一人としてリプシッツと共に評価されている。1913年と14年にアンデパンダン展に出品する。1921年から画商カーンワイラーが彼の作品を扱う。1925年、パリ装飾芸術博覧会でル・コルビジェ設計のパビリオンに出品する。この頃の彫刻には独特の彩色が施されている。1925年以降はキュビスムを脱して、有機的で自然主義的な形を創造しようと努めた。また彫刻のみならず絵画や挿絵、装飾の分野でも活躍する。1935年にはヘレナ・ルビンスタイン賞を受賞、49年にはブリュッセルのパレ・デ・ボザールで、51年にはパリの国立近代美術館で回顧展が開かれた。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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