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いたくら すみこ

板倉須美子

1908(明治41)年、東京に生まれる。文化学院大学部を中退して板倉鼎と結婚。翌26年鼎に同行し、アメリカを経由して7月にパリに着く。27年から油絵を始め、この年のサロン・ドトンヌに《Kotoro》が初入選。翌28年も《ベル・ホノルル》の2点が入選する。29年にはパリ1回展とブリュッセル展、リール市の日本人画家グループ展にも出品している。1929年に鼎が急死したため帰国。一時有島生馬の指導を受けた。33年には二科会の急進的な作家が中心となった美術グループ「新油絵」の結成に参加し、第1回展に出品した。34年神奈川県で死去。(「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」図録 1998年)


カテゴリー:作家
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自然主義とは?【 美術用語 】

自然対象を様式化したり、観念的な表現を行うのでなく、見えるがままに忠実に再現しようとする芸術制作の態度。自然主義は、自然に価値の原理を置き自然の理想化と相反しないところから写実主義の範疇に入るが、それと同時に、理想化を否定する狭い意味での写実主義とは矛盾する性質を持つ。この用語が特定の流派に結びつけられて初めて用いられたのは、17世紀イタリアのマンフレーディ、ホセー・デ・リベーラなどカラヴァッジオの後継者を指して呼んだ時だが、一般的には、19世紀後半にクールベの影影下に現れた写実主義の新しい傾向を指す。批評家カスタニャリが、1860年代から70年代のサロンに出品されたルパージュやベローの都市の新しい風俗を描いた作品や、マネによるパリの観楽街の描写などを自然主義と呼んだ。これはゾラが、自然科学の実験的方法を取り入れ、個人的感情を排して現実世界の観察を徹底させる文芸の方法を自然主義と呼んだことに対応する。

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