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悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より



『悪の華』のために版刻された14図



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たにがわ こういち

谷川晃一

1938年東京都に生まれる。1963年の読売アンデパンダン展に出品。1965年と66年には、続けてシェル美術賞を受賞する。1967年にはスウェーデン巡回の現代日本美術展に出品する。1970年以降は個展を中心に活躍するが、77年にはモスクワの国際諷刺画展に出品する。また、1980年には国立国際美術館での「まがいものの光景、現代美術とユーモア」展に、平和な家庭を表すオルガンと政治的なプロパガンダの手段である謄写版を、野戦の迷彩色で覆った〈戒厳令〉というオブジェを出品する。1982年にはマイアミ版画ビエンナーレで優秀賞を受ける。彼の画面には、「ヒトガタ」と彼自らが呼ぶ、小さな穴のあいた仮面のようなモチーフが、到るところに配置されている。温かい色使いともあいまって、素朴な味を出している。記号とイメージの重層性を追求する彼は、言語による領域にも興味を示し、『アール・ポップの世界』(広松書店)など著作も多い。


カテゴリー:作家
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ロマン主義とは?【 美術用語 】

19世紀前半のヨーロッパの美術潮流。ロマンという語は、俗語で書かれた文学を意味した中世フランス語に由来し、そこから非現実的要素だけが取り出されて伝奇的・空想的意味に用いられ、18世紀には悲愴的美、崇高美と結びついた新しい美的感覚をあらわす基本的な概念となったものである。ドイツでは18世紀末から〃イエナ・ロマン派〃によって生活態度における最高概念まで高められた。ここでは、ロマン的現代とは有限と無限、自然と精神の分裂の時代であり、その中で有限なものの中で心情を無限なものと一体化させることは美的態度によってのみ可能であると考えられた。このようにロマン主義とはいわゆる造形活動上の様式概念ではなく、作家の制作態度にかかわるものであるので、特定の形式や統一的様式はもたず、またロマン主義に含まれる作家に様式上の共通点は見られない。代表的作家は、ドイツでは絵画のフリードリヒ、ルンゲ、建築のシンケル、フランスでは絵画のドラクロワやジェリコーらがいる。

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けんさくけっか

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ロマン主義

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徳島県立近代美術館2006