ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


高崎剛



高島北海



高田博厚



タカタ株式会社



高橋秀



高橋由一



高畑郁子



高羽敏



高畠達四郎



高松次郎



篁牛人



高村光雲



高村光太郎



高山辰雄







武井直也



武石弘三郎



竹内浩一



竹内栖鳳



竹内久一


<前 (89/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


せざき はるお

瀬崎晴夫

1907(明治40)年生。本籍地は兵庫県。芦屋で教職に就いた後、29年に渡仏。パリでアリアンス・フランセーズ高等科を卒業。31年頃からは、駐仏日本大使館の陸軍武官室に嘱託として勤務しながら絵を続けたという。渡航した29年にはパリ2回展に出品。岡鹿之助との関係だったかと思える。34年の巴里邦人画展、38年と39年の巴里日本美術家展にも出品。42年ストックホルムに移り,終戦まで日本大使館の海軍武官室に嘱託として勤務する。戦後も滞在が許され、54年国籍を取得。77年スウェーデンで死去。スウェーデンの美術界で高い評価を得ていたという。(「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」図録 1998年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

素描とは?【 美術用語 】

紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描ドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

素描

キーワードを含む記事
53件見つかりました。

  子供と伯母

  編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)

  伊藤柏台

  〈インフェルノ〉

  エスタンプ

  オランのアラブ人

  エミール・オルリク



  カリカチュア

  H.A.カルナラトネ

  黄色の窓のある街のコンポジション

  カール・クレネク

  クロッキー

  里見宗次

  カルルハインツ・シェーファー

  アルフレッド・シューブラク

  アルベルト・ジャコメッティ

  ジャン=ピエール・マリー・ジャゼ

  ジョルジュ・ド・フール(ジョゼフ・ヴァン・スリュイテール)

  テオフィル・アレクサンドル・スタンラン


<前   次>

徳島県立近代美術館2006