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あきおか みほ 秋岡美帆
1952年兵庫県神戸市に生まれる。1979年大阪教育大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了、この頃からNECOプリントを始める。1980年第3回世界版画コンペティション展特別買上賞、翌年第1回西武美術館版画大賞展優秀賞、93年第2回高知国際版画トリエンナ−レ展佳作賞、97年第26回現代日本美術展佳作賞などを受賞。1990年「シガ・アニュアル’90−写真による現代版画展」(滋賀県立近代美術館)、95年「抽象美術へのいざない展」(国立国際美術館)などに出品。
カテゴリー:作家
オフセットとは?【 美術用語 】 平版印刷の一種。版胴、ゴム・ブランケット、圧胴の3つの円筒が接触しながら回転する三胴仕立の構造で印刷する。3つのローラーによって、インキが移動し、原版の形象が間接的に紙に転写される。版胴には金属平版の版が巻いて取り付けられ、圧胴で用紙を巻き込み、中間にあるゴム・ブランケットによって、版胴の画線部についたインキを仲介して用紙にうつしとる。製版技法の面から言うと、リトグラフ(石版画)と同じ平版である。そのことから、アメリカでは、オフセット・リトグラフと呼ぶこともある。オフセット印刷は、原画を写真撮影し焼き付け製版する電気的化学的処理の過程で網点ができる。この点が、リトグラフと簡単に区別することができる特徴である。オフセットは、主として写真などの複製を工業的に大量高速印刷する場合に用いられている。しかし、作家がオフセットの効果を制作意図に必要なものと認め、作家自身又は作家の監督のもとに制作することで、ひとつの版画技法として生かされている。 |
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