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ふじまつ ひろし 藤松博
1922年長野県に生まれる。1996年没する。1945年東京高等師範学校卒業。1949年から58年まで読売アンデパンダン展に連続出品。1953年タケミヤ画廊で初の個展開催。1956年「世界・今日の美術展」、57年「前衛美術の15人展」(国立近代美術館)、「アジア青年美術展」などに出品。1959〜61年ニューヨーク近代美術館研究員としてニューヨークに滞在。帰国後「ヒトガタ」「壜」「旅人」などのシリーズを発表した。
カテゴリー:作家
フォトグラムとは?【 美術用語 】 写真の特殊技法。カメラを用いずに、感光紙と光源のあいだに、透明、半透明、不透明なさまざまな物体をおいて露光させてつくるシルエット写真。これによって抽象的なイメージを構成することができる。光源にはろうそく、マッチ、懐中電灯、写真の引伸し機などを用いる。1921年頃から、前衛写真の先駆者であるマン・レイ(1890〜1976)や、ハンガリーの彫刻家・デザイナーで光と造形の関係を追求したモホリ=ナジ(1895〜1946)、ダダのメンバーであるトリスタン・ツァラ(1896〜1963)、クルト・シュヴィッタース(1887〜1948)などにより試みられた。日本では、瑛九(えいきゅう.1911〜1960)による作品が有名である。なお、写真技法ではあるが、この手法では、出来上るプリントは、当然のことではあるが1枚に限定され、通常の写真のように複数製作することは出来ない。 |
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