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かたやま なんぷう 堅山南風
1887年熊本県に生まれる。1980年没する。本名熊次。明治32年郷里の福島峰雲に学び、42年上京、高橋広湖に師事。大正2年第7回文展に「霜月頃」が初入選、横山大観の推挙で2等賞となる。審査をめぐる対立により、翌年大観が審査員から除かれると、大観らの日本美術院再興に参加、第1回展に出品。13年同人に推挙される。以後院展を中心に活躍する一方、日展にも出品。昭和33年日本芸術院会員、日本美術院監事となり、翌年日本美術院理事、38年文化功労者となる。40年から日光輪王寺本地寺天井画の復元に従事、43年文化勲章受章。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2003年、一部加筆有)
カテゴリー:作家
ネオプラスティシズムとは?【 美術用語 】 ネオプラスティシズム。20世紀前半の芸術運動。新造形主義の名称は、モンドリアン(1872〜1944)が、スフーンマーケルスの神秘的・超越論的思想とそれを幾可学的に表現する考えに影響を受け、彼の用語「新しい造形」(de nieuwe beelding)を引用しながら、色彩と線の純粋な関係が普遍的なものとして、絵画、彫刻、デザイン、建築を統一した原理で捉える見解を表明。1917年にドゥースブルフ(1883−1931)とモンドリアンが中心となってレイデンで刊行した『デ・ステイル』誌が運動の中核になった。1925年にモンドリアンは『デ・スティル』から離れるが、バウハウス、構成主義、ダダとも交流し、モホリ・ナジらが創刊した『i10』が両者の橋渡し役をはたした。絵画、彫刻、デザイン、建築といった幅広い分野に渡って影響を与え、20世紀の抽象芸術運動として大きな役割をはたした。 |
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