ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


<前 (85/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


はら ほううん

原鵬雲

日本で最も早く、ヨーロッパで西洋美術を目にした画家。徳島藩の銃卒で現在の徳島市秋田町に住んだ。字は士龍、通称は市助、のちに介一。1847(弘化4)年徳島藩の御用絵師守住貫魚に入門し住吉派の絵を学んだ。1862(文久2)年、幕府が派遣した遣欧使節団に賄方兼小遣者として随行した。当時江戸屋敷に勤めていた原を、徳島藩が送り出したものと思われる。原は雑役に追われながら、海外の情報を藩に報告していたようだ。渡欧の間、各地で写生を行った。イギリス、ロシア、エジプトなどで描いた写生が遺されていたという。パリ滞在中にルーブル宮を訪ね、アングルの〈グランド・オダリスク〉を描き写したことは注目に値する。維新後は画学の教員となり、1870(明治3)年から徳島県で、1874(明治7)年からは広島師範学校に勤務した。(「開館10周年記念展 近代徳島の美術家列伝」図録 2000年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

アルプとは?【 作家名 】

1886年フランスに生まれる。1966年に没する(オランダ、バーゼル)。ワイマール美術学校、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。1912年ブラウエ・ライター、翌年シュトゥルムの活動に関わり、16年からはダダの中心的人物として活躍する。1925年にはシュルレアリスムの運動に参加。また1930年にはセルクル・エ・カレ、翌年に「抽象・創造」と、抽象美術の活動にも参加、ダダ抽象美術にまたがる幅広い活動を展開した。絵画の他にも、コラージュ、彩色レリーフ、ちぎり絵のコラージュ(ハピエ・デシレ)、彫刻等を手掛け、更に詩人としても活躍する。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で国際彫刻大賞、63年フランス芸術大賞を受賞。1965年ロカルノ名誉市民となる。1958年ニューヨーク近代美術館、62年にポンピドゥ・センターで大回顧展が開催された。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

アルプ

キーワードを含む記事
15件見つかりました。

  ジャン・アルプ

  ヨハネス・イッテン

  植木茂

  ジョセフ・ヴェルネ

  マックス・エルンスト

  オートマティスム

  マルセル・カーン

  芸術のイズム

  昆野恒

  新聞「ル・プティ・ドーフィノワ」

  スタビル

  ダダ

  ダンスの華麗さ

  モビル

  ハンス・リヒター


<前   次>

徳島県立近代美術館2006