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いけだ たつお 池田龍雄
1928年佐賀県に生まれる。1948年多摩美術学校に入学する。翌年、安部公房、岡本太郎、花田清輝らのアバンギャルド芸術運動に参加し、「世紀の会」に加入。1950年に「プボワール」、51年に「ノン」、53年に「エナージ」等のグループを結成し55年に河原温と「制作者懇談会」を結成する。1950年、第2回読売アンデパンダン展に出品し、以後同展にほぼ毎年出品する。1954年から東京を中心に個展を開催する一方、76年シカゴの「世界・シュルレアリスム」展、サンフランシスコの「ジャパン・ナウ」展など、国内外の展覧会に数多く出品された。1973年「迷宮の会」が発足、無窮運動〈梵天の塔〉の行為を開始し、翌年には8ミリ映画〈梵天〉が完成する。当初はデフォルメされた人物や動物、化物などの登場する、奇怪な具象絵画を制作していたが、近年は宇宙・生命を主題にした、抽象的な独自の作風を展開している。
カテゴリー:作家
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フォーヴィズムとは?【 美術用語 】 野獣派。20世紀初頭のフランスの絵画運動で、絵画における純粋な色彩の高揚を目指した。理論的な運動というよりは交友関係の中から自然発生的に生まれ、代表的な画家としてはマティス、ルオー、ドラン、ヴラマンク、デュフィ、ヴァン・ドンゲンなどがあげられる。1905年、この画家たちがサロン・ドートンヌの一室を強い原色と奔放な筆触の作品で飾ったのを批評家ルイ・ヴォークセルが『ジル・ブラス』紙上に「野獣(フォーヴ)の檻」と揶揄したのが名称の起りとされる。この画家たちはアカデミーの公式芸術と当時まだ行なわれていた印象主義に反発し、主観的な感覚を表現するために自然の秩序をこえて自由に色彩を用い、色彩のオーケストレーション(交響)によって色彩を統一しようとした。フォーヴィズムはファン・ゴッホの流れをくむ表現主義的傾向と、ゴーガンにつながる造型的、装飾的意図を内在する。1908年から09年頃自然に解消した。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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