ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ワイエス



ワイヤーマン



ワイン



若い婦人の肖像



若い婦人の肖像



若林奮



脇田和



『私好みのオブジェ』 トリノ



わたしと鳥と音楽と (2)恵比寿まわし



渡瀬政近



渡辺崋山



渡辺豊重



ワタラ



ワットフォード



我々はここにいる



ワーグマン



ワーグマン



ンガンド



ンゲッサン



ンテンデュ


<前 (1/1ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


いけだ たつお

池田龍雄

1928年佐賀県に生まれる。1948年多摩美術学校に入学する。翌年、安部公房、岡本太郎、花田清輝らのアバンギャルド芸術運動に参加し、「世紀の会」に加入。1950年に「プボワール」、51年に「ノン」、53年に「エナージ」等のグループを結成し55年に河原温と「制作者懇談会」を結成する。1950年、第2回読売アンデパンダン展に出品し、以後同展にほぼ毎年出品する。1954年から東京を中心に個展を開催する一方、76年シカゴの「世界・シュルレアリスム」展、サンフランシスコの「ジャパン・ナウ」展など、国内外の展覧会に数多く出品された。1973年「迷宮の会」が発足、無窮運動〈梵天の塔〉の行為を開始し、翌年には8ミリ映画〈梵天〉が完成する。当初はデフォルメされた人物や動物、化物などの登場する、奇怪な具象絵画を制作していたが、近年は宇宙・生命を主題にした、抽象的な独自の作風を展開している。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

マニエリスムとは?【 美術用語 】

盛期ルネサンスに完成された古典主義芸術のあとを受けて、ほぼ1520年頃から17世紀初頭にかけて、主として絵画を中心に、ヨーロッパ全体を風靡した芸術様式。20世紀初頭になってから独立した様式として認められ、16世紀中葉から後半を支配した芸術様式として重要視されている。その表現は、極度に洗練された技巧、曲線を多用した複雑な構成、歪んだ遠近法を用いた構図、明暗のコントラストや入り組んだ奥行表現による効果、異常なプロポーションや色づかいなどを特色としている。これらは、ラファエロやミケランジェロの完成された力強い表現に対する傾倒、デューラーなどによる北方ゴシックの影響、混乱時代の社会不安、芸術愛好家君主の積極的な保護などを背景として生まれたといえる。その本質については、ルネサンスからバロックへの過渡期の様式、反古典主義様式、16世紀のヨーロッパ全体の精神的危機を反映した様式、ルネサンス文化の継続的発展、人間の持つ非合理なものへの衝動など様々な見方がある。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

マニエリスム

キーワードを含む記事
4件見つかりました。

  デフォルマシヨン

  バロック

  ジャック・ビール

  マニエリスム


<前   次>

徳島県立近代美術館2006