ぐるぐるアートワード
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アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


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なかむら ひろし

中村宏

1932年静岡県に生まれる。1955年日本大学芸術学部美術学科を卒業。在学中の1953年、山下菊二、尾藤豊、桂川寛、池田龍雄らと日本青年美術家連盟を結成。また、井上長三郎、丸木位里、吉井忠らの結成した前衛美術会の主催するニッポン展に1953年の第1回展から59年まで出品。1960年以降は前衛美術展となる同会主催の展覧会に出品を続けている。1954年から61年まで日本美術会の日本アンデパンダン展に、1960年国立近代美術館の「超現実絵画の展開」展に、1966年山下菊二、立石紘一と3人の日本人展を、横尾忠則、立石紘一、篠原有司男と「美術の中の四つの『観光』」展を開く他、現代日本美術展、国際青年美術家展に出品する。1981年82年には、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館の「1960年代−現代美術の転換期」展に出品。政治的社会的テーマや、偏執的な愛着を持つ飛行機、汽車、セーラー服の女子学生を、シュルレアリスムの影響のもとに、誇張した遠近法の組み合わせとモンタージュ技法によって描き出す。


カテゴリー:作家
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フォトコラージュとは?【 美術用語 】

同一画面内に、異った二つ以上の映像を合成し、その効果によって異質なイメージの衝突を期待する手法。フォトコラージュフォトモンタージュに先行し、ダダイストのリヒャルト・ヒュルゼンベックやラウール・ハウスマンらがキュビストたちのコラージュを発展させて開発した技法で1920〜30年代にかけて最も流行した。これは写真を切り抜いて、それを他の新聞の断片やデッサン等とともに、非論理的に貼りあわせるもの。この方法は、幻想や諷刺的な表現効果が得られ、政治宣伝、社会諷刺などダダイストたちの得意とするショック戦術のため好んで用いられた。フォトモンタージュは、合成写真ともいえるもので、二重ないしは多重露光によって撮影時に複数の影像を合成する場合と、引伸しの時点で、ネガを重ねて焼きつける手法とに大別される。この方法の代表的作家はジョン・ハートフィールドで、この手法により1930年代初頭にナチスを痛烈に諷刺した。また、これらの手法はマックス・エルンストによってシュルレアリスムにも用いられ、多く使用された。

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