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シェイクスピア方程式 尺には尺を



Shape



シェレ



シェーファー



塩川文麟



潮の間に



鹿狩りをするルイ14世



詩畫集 蟻のいる顔



「四季」



四季山水



四季山水図



四季の商人−版画集『パリのいくつかの側面』より



四季花籠図



鴫剛



シケイロス



四国の大地II



四国の天と地の間I



四国の天と地の間II



獅子図



獅子図


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 作家(1701)

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ゆあさ そうげつ

湯浅桑月


日本画家。明治、大正期の徳島画壇を代表する日本画家の一人。現在の徳島市富田浜に生まれた。本名は茂、初号は茂胤、桑月は晩年になって用いたという。はじめ住吉派の画家佐香美古に師事したが、1890年代の終わりに大阪に出て、深田直城、中川芦月の指導を受けた。1903(明治36)年には、大阪から第5回内国勧業博覧会に〈伊賀ノ局忠勇〉を出品している。時期は明らかでないが、京都に遊学した時期もあったらしい。1906(明治39)年頃、病のため徳島に戻り、以降徳島を離れることがなかった。帰郷後は徳島市大工町に居をかまえ、ここで揮毫の求めに応じたり、門弟の指導にあたった。職業画家に徹し、絵を描く以外の職業に就くことがなかった。この時代の徳島の美術界を考える上で、欠かせない存在だったといえるだろう。(「開館10周年記念展 近代徳島の美術家列伝」図録 2000年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006