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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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いいだ そうきち

飯田宗吉

洋画家。草創期の徳島の洋画界で活躍した洋画家。海部郡牟岐町に生まれた。雅号は緑影。旧制徳島県立徳島中学校を卒業して上京。早稲田大学商科に学ぶかたわら、1907(明治40)年頃から、大下藤次郎が開設した水彩画講習所(1908年日本水彩画研究所と改称)に通った。1908(明治41)年、病気療養のため徳島に戻った。1912(大正1)年、徳島市千秋閣で開催された第1回紅燈会展に参加。写真愛好家のグループ展だが、県内の洋画家の作品や大下藤次郎らの作品も展示した。洋画の展覧会としては、県内初の例である。飯田は本展の出品作家である中高一とともに、この展覧会で中心的な役割を果たし、大下作品を招来するため奔走した。また翌年徳島在住の洋画家が結成したオーロラ(暁光)会にも関わったと思われる。後には写真家として活動した。(「開館10周年記念展 近代徳島の美術家列伝」図録 2000年)


カテゴリー:作家
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木口木版とは?【 美術用語 】

版画技法。立木を輪切りにした切り口(木口)を版面とする。版木には黄楊(つげ)や椿(つばき)等の堅い木が使われ、銅彫版と同じく、堅い版材に鋭い線を刻むことのできるビュランやノミによって彫版する。インキは粒子の細かいオフセット印刷用・銅版用・石版用等、油性インキを用い、彫り残された凸部にローラーで均一にインキをのせる。紙は薄手のものが刷り易く、バレンや、より細かい調子を出すためには金属ベラで強く印刷する。特徴は、繊細で精密な表現が可能なこと、また版が堅牢なので大部数印刷にも適していることである。18世紀末に英国人ビューイックが創始したとされる。日本では1887年に伝えられ、教科書や新聞の挿絵等、実用面で広く普及したが、写真製版が発明された後、衰退していく。芸術的な木口木版の制作では山本鼎長谷川潔などが有名。ところで、木口木版に対して、縦挽きした切り口(板目の表われる面)で制作するものを板目木版と呼び、西洋と逆に日本で木版画といえば、こちらの方が一般的である。

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