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のだ てつや 野田哲也
1940年熊本県に生まれる。1965年に東京芸術大学大学院油絵専攻を修了する。在学中に小野忠重から木版を学ぶ。1968年東京国際版画ビエンナーレ展で国際大賞、70年にポーランドのクラコウ国際版画ビエンナーレ展で二席、ワルシャワ美術館賞、74年には同ビエンナーレ展でウッジ美術館賞、同年にはノルウェーのフレドリクスタード国際版画ビエンナーレ展で二席、76年には東京国際版画ビエンナーレ展で兵庫県立近代美術館賞、77年にはユーゴスラビアのリュブリアナ国際版画ビエンナーレ展、78年にはフレドリクスタードのビエンナーレ展で、共にグランプリ、など多数受賞する。1968年の東京国際版画ビエンナーレ展で受賞した〈日記、1968年8月22日〉と同じく〈9月11日〉の2点にみられるように、彼のやり方は日常的な生活を写真でスケッチし、それらを自由に構成してシルクスクリーンで転写し、木版を併用するものである。1981年からは母校の助教授。また客員芸術家として海外の大学に招かれることも多い。2003年紫綬褒章を受賞。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
カテゴリー:作家
トリエンナーレとは?【 美術用語 】 「3年ごと」の意味。3年ごとに開かれる展覧会をいう。最も古いのは、1929年に始まった「ミラノ・トリエンナーレ」である。ミラノ・トリエンナーレは、3年に1度開催される国際デザイン美術展。1923年モンツァで開かれた国際装飾美術展が発展したもので、第3回まではビエンナーレ(隔年に行われる展覧会形式)制で、第4回以降、現在のトリエンナーレの形式をとるようになっている。正式には、「国際装飾および現代工業美術トリエンナーレ展」といい、日本は第11回展から参加している。このミラノ・トリエンナーレは、デザインを中心とした国際展であるが、その他にさまざまなジャンルのものがあり、新しいものでは、美術を中心とし、ボンベイで開催される「インド・トリエンナーレ」がある。 |
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