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平井楳仙



平川敏夫



平賀敬



平櫛田中



平福百穂



平山郁夫



ヒルシュフェルトマック



広島晃甫



広田多津



広場にて−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



日和崎尊夫



■民食瓜図



ビエンナーレ



ビゴー



ビショッフ



美術雑誌「版画とポスター」(レスタンプ・エ・ラフィシュ)



美人(冬の夜更)



ビソネット



ビッグガングセイゾウガイシャ



ビデオ・アート


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よしだ はくれい

吉田白嶺


家は代々の左官業で、はじめ家業を継いでいたが、弟の芳明が彫刻で名をなしたのに奮発して明治34年独学で彫刻を始めた。同43年岡倉天心を会長とする日本彫刻会に参加、次第に認められ、大正3年の日本美術院再興以降は同展木彫の中心作家として活躍した。はじめは写実を基礎にしながらも人物の精神性に主眼を置いた作品を手掛け、さらに院展参加後は、院展歴史画の影響により考証や解釈にまで幅を広げていった。一時スランプに陥るが、昭和3年頃から研究課題であった脱活乾漆に成果が見え始め、同時に《翡翠》のような、小禽類をモチーフとした刀痕を残す勢いある小品類に新境地を開き、以後個展開催など活発な創作活動を行った。(「高村光雲とその時代展」図録 2002年)


カテゴリー:作家
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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006