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きたがわ けんじ 北川健次
1952年福井県に生まれる。1970年多摩美術大学絵画科油画専攻入学。銅版画を駒井哲郎に学ぶ。76年同大学大学院美術研究科修了。1975年第11回現代日本美術展ブリヂストン美術館賞。1981年リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展招待。1983年第1回セントラル美術館版画大賞展大賞。1990年文化庁芸術家在外研修員。1970年代に写真の有用性を活路とした現代版画の系統に属する作家として位置づけられている。「観念の刻印」展(1990年栃木県立美術館)、「版画の1970年代」展(1996年渋谷区立松涛美術館)など。
カテゴリー:作家
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銅版画とは?【 美術用語 】 版画技法。版材に銅板を用いる版画の総称。基本的に凹版画であり、彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。製版の方法によって、直刻法(直接法)と酸腐蝕法(間接法)に大別できる。直刻法は、彫刻刀などによって銅版に刻画し凹部をつくるもので、用いる彫刻刀の種類と刻画の方法によって、エングレーヴィング,ドライポイント,メゾチントなどの技法に区別できる。一方酸腐蝕法は、防蝕剤によって版面に腐蝕される部分とされない部分を作った上で、酸による腐刻を行い凹部をつくるもので、防蝕剤の使い方の様々で、エッチング,アクアチントなどの技法に区別できる。これら様々な銅版画の技法は、同じ銅板を用いた凹版画でありながらもそれぞれ独特の表現効果をもっている。また同一版の上で複数の技法を併用し、一気に刷り上げることも可能である。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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