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『エッフェル塔三十六景』画帳



江藤純平



エドモンドソン



エドワーズ



Anything



榎倉康二



絵の具10本



エバースバッハ



海老原喜之助



エリオグラヴュール



エルサレムの攻略



エルニ(アーニー)子供用椅子



エルマン



エルマンポール(エルマンルネジョルジュポール)



エルンスト



エルンストルートヴィヒキルヒナー



『エレクトリシテ(電気)』



エレン・アンドレ嬢



エレンガ



遠近法


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おおの ひでたか

大野俶嵩

本名秀隆。昭和18年京都市立絵画専門学校を卒業、同級に下村良之介がいた。23年三上誠、星野真吾らが結成したパンリアルに下村良之介とともに参加、24年会員10名での「パンリアル宣言」の発表とパンリアル美術協会の結成に参加し日本画の革新をめざす。同年の第1回パンリアル展から退会する33年の第16回パンリアル展まで連続して出品する。このころからドンゴロスを用いた独創的な作品の制作を開始し、その作品は現代美術の関係者から注目され、第41回カーネギー国際展(33年)、コーコラン美術館の日本現代絵画展(39年)など海外展にも選ばれる。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年)


カテゴリー:作家
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シュプレマティズムとは?【 美術用語 】

絶対主義と訳される。ロシアの芸術家マレーヴィッチが、ソビエト革命前後に提唱した抽象絵画の方法と哲学のこと。1915年にモスクワで刊行された「キュビスムからシュプレマティズムへ」が最初の宣言だが、バウハウス叢書の「非対象の世界」が理念の集大成であると言われている。絵画の再現性を否定し、純粋な感性を絶対のものとする非対象絵画を目指した。シュプレマティズム抽象表現は、矩形・円・十字・三角形などの幾何学的要素から独自に画面を構築するタイプの抽象に分類され、自然の外観の分折や破壊によって形態を単純化し抽象的画面をつくり出す方向や、人間の情動を不定形な形態に込めるといったタイプの抽象画とは区別される。ロシアの前衛的美術のみならず、ヨーロッパの構成主義に与えた影響は大きい。

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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006