淡路島生まれ。父は日本画家
不動立山。昭和19年京都市立絵画専門学校卒業。23年
三上誠、星野真吾、
山崎隆、八木一夫らとパンリアルを、24年日本画家だけによるパンリアル美術協会を結成。当初
シュルレアリスムに触発された作品を発表するが、34年第17回展以降、セメントや砂などの材料を積極的に用い、画面に板等を貼り込み着彩したアッ
サンブラージュ作品を発表。49年に同協会退会後は紅ギャラリー、大阪府民ギャラリーなどで個展を中心に活動する。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年)