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ふどう しげや 不動茂弥
淡路島生まれ。父は日本画家不動立山。昭和19年京都市立絵画専門学校卒業。23年三上誠、星野真吾、山崎隆、八木一夫らとパンリアルを、24年日本画家だけによるパンリアル美術協会を結成。当初シュルレアリスムに触発された作品を発表するが、34年第17回展以降、セメントや砂などの材料を積極的に用い、画面に板等を貼り込み着彩したアッサンブラージュ作品を発表。49年に同協会退会後は紅ギャラリー、大阪府民ギャラリーなどで個展を中心に活動する。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年)
カテゴリー:作家
ミニマル・アートとは?【 美術用語 】 1950年代より興り、1960年代に顕著になったアメリカ美術にみられる動向。アクションペインティングと抽象表現主義のある側面への反動として起った。1951年に白だけのカンヴァスおよび黒だけのカンヴァスを展示したラウシェンバーグや1956年にモノクローム絵画を発表したイヴ・クライン、「全一性」の教義を先取りしたバーネット・ニューマンなどが先駆者である。色面派やハード・エッジ派もミニマル・アートに関連しているが、厳密な意味においては、トニー・スミス、カール・アンドレ、ロバート・モリス、ドナルド・ジャッドらの高度に画一化された立体作品を指す。これらは、一切の虚像的な価値を排して最大限の視覚的単純さを保つことにより、見る者に曖昧さのない、全的で統一的な印象を与えるものと評価されている。「ミニマル」は「最小の、極小の」の意味で、1965年、イギリスの哲学者リチャード・ウォルハイムのエッセーの名から転用されたものである。 |
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