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やまざき たかし 山崎隆
昭和8年京都市立絵画専門学校に入学、まつ本一洋(*)に師事した。在学中に革新的な若手日本画家たちによって結成された新日本画研究会に参加。同校卒業後、研究科に進学する。14年第2回歴程美術協会展に出品、翌年には会員となる。22年日本作家協会に参加。23年三上誠、不動茂弥、鈴木治、八木一夫らとパンリアルを、翌年日本画家のみでパンリアル美術協会を結成し、33年まで同協会に所属したが、その後は無所属で制作を続ける。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年) *・・・「まつ」は、うかんむりと「公」「木」からなる漢字(Unicode:68A5)
カテゴリー:作家
キュビズムとは?【 美術用語 】 1907年から08年頃ピカソとブラックによって始められた芸術運動。立体派と訳される。それまでの絵画の「視覚のリアリズム」に対して「概念のリアリズム」を主張し、三次元的現実社会の概念を二次元的に翻訳するとともに、絵画を一つの美的存在として結実させることを目的とした。セザンヌ的キュビズム、分析的キュビズム、総合的キュビズムの各段階に区分される。ルネッサンス以来の写実的伝統から絵画を解放したものとして、20世紀の最も重要な芸術運動の一つと目される。ピカソの〈アヴィニョンの女たち〉がその最初の作品といわれるが、1908年にマチスがブラックの風景画を「キューブ(立体派)」の言葉をもって評したのが名称の起りとなる。代表的な作家としてピカソ、ブラックのほかに、レジェ、グリス、ヴィヨン、デュシャン、ドローネ、ピカビア、クプカなどの画家があげられる。ほかにアーキペンコ、アンリ・ローランスなどの彫刻家も参加している。 |
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