ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


平福百穂



平山郁夫



ヒルシュフェルトマック



広島晃甫



広田多津



広場にて−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



日和崎尊夫



■民食瓜図



ビエンナーレ



ビゴー



ビショッフ



美術雑誌「版画とポスター」(レスタンプ・エ・ラフィシュ)



美人(冬の夜更)



ビソネット



ビッグガングセイゾウガイシャ



ビデオ・アート



ビデオ「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」



ビニェット(髪を垂らした女の顔)



ビニェット(2人の少女の頭部)



ビニェット 2点(兎と鳥)


<前 (129/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ひわさき たかお

日和崎尊夫

1941年高知県に生まれる。1992年没する。1963年武蔵野美術学校西洋画科を卒業する。同年日本美術家連盟の版画工房で畦地梅太郎の講習会を受講し、木版画をはじめる。1964年恩地孝四郎の著書を通じて木口木版に関心を持ち、木口版画をはじめる。1966年日本版画協会新人賞、翌年日本版画協会賞を受賞する。1968年ごろ『老子』、『法華経』から仏教哲学の概念である「カルパ」(43億2000万年という超時間)を知り、以降〈KALPA〉の連作を中心に「永遠」をモチーフとする。1974年から75年にかけて文化庁在外研修員としてヨーロッパに滞在する。各種の国際展に出品し、1969年フィレンツェ国際版画ビエンナーレ金賞を受賞、国際的な注目を集める。黒地に点刻した白い形が浮び上る密度の濃い作品で知られ、日本の現代版画に木口木版の地位を確立した先駆者と目される。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

菱田春草とは?【 作家名 】

筑摩県飯田郡(現在の長野県)に生まれる。本名は三男治。上京し、結城正明に学んだ後、東京美術学校に進み、橋本雅邦川端玉章に師事する。卒業後、日本絵画協会絵画共進会で受賞を重ねるとともに、母校の絵画科嘱託として予備過程の授業を担当したが、明治31年(1898)天心に殉じて美術学校を辞職。日本美術院の創立に参加し正員となった。明治33年(1900)、絵画協会と美術院の連合絵画共進会に出品した作品が、「朦朧体」との酷評を受ける。大観とともにインドや欧米へ旅行し、帰国後は天心に従って茨城県五浦で研究を続けた。明治40年(1907)文展開催にともなって、新派の国画玉成会が結成されると評議員となり、文展で受賞を重ね審査員もつとめたが、眼病をわずらい失明の後38歳で亡くなった。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

菱田春草

キーワードを含む記事
8件見つかりました。

  今村紫紅

  小倉遊亀

  枯木鷺

  春秋(双幅のうち「春」)

  橋本雅邦

  菱田春草

  朦朧体

  結城正明


<前   次>

徳島県立近代美術館2006