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アレックス・カッツ

1927年アメリカに生まれる。両親はロシアからの移民。工業高校を出て、1945年から2年間海軍に入る。その後クーパーユニオン美術学校で3年間学ぶ。アメリカの抽象表現主義が脚光を浴びていた頃、その動きに影響されはしたが、独特の再現的な画面を作り上げようとした。彼は特大のキャンバスに自分の家族や友人たちの肖像を描く。それらの作品は写実的ではあるが、リアリズムをのりこえ独自の造形言語を創り上げようとする彼の試みが見てとれる。一見単純にみえるその肖像画は、明快であると同時に複雑に入り組んでもおり、人間の表面的な表情についての彼の解釈が表れている。1960年代には舞台装飾にも手を染める。1971年にはユタ州立大学美術館で回顧展を開く。1972年にはグッゲンハイム絵画助成金を受ける。1974年にはホイットニー美術館で版画展を開く。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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アンデパンダン展とは?【 美術用語 】

1884年の春、スーラ、シニャックルドン、ギヨーマンなどを含むフランスの反アカデミズムの画家やサロン落選画家たちが独立芸術家集団を組織、同年夏に改組し独立芸術家協会(Societes des Artistes Independants)を結成し、年末に第1回展を開催。その目的は、所定の会費を払えば誰でも出品できる鑑査機構なしの展覧会を組織することにあった。アンリ・ルソー、ゴッホロートレック、セザンヌマティス等もしばしば出品するなど、印象派より若い世代の画家の多くがこの展覧会と関連し、20世紀の初めまで重要な美術動向の舞台となった。我が国においても、第2次大戦前に童心芸術社と二科展主催のものがあったが、1946年に日本美術会が設立され、民主的立場に立った日本アンデパンダン展を開催。これとは別に1949年、読売新聞社主催で同名の展覧会が開始され、しばらくは並例して進んだが読売アンデパンダンと改め、63年ダダ化が進むなかで中止に至る。

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