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山田新一



山田正亮



山鳥啣花図



山猫



山内春暁人



「山の湖」



山本鼎



山本淑生



山本敬輔



山元春挙



山本貞



山本豊市



山本正道



山本容子



病みあがり:ルペール夫人



ヤンケ



ヤーン



ヤーン



湯浅桑月



ゆあみするシュザンヌ[ジャン=バティスト・サンテールの原画による]


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 作家(1701)

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かっつ

アレックス・カッツ

1927年アメリカに生まれる。両親はロシアからの移民。工業高校を出て、1945年から2年間海軍に入る。その後クーパーユニオン美術学校で3年間学ぶ。アメリカの抽象表現主義が脚光を浴びていた頃、その動きに影響されはしたが、独特の再現的な画面を作り上げようとした。彼は特大のキャンバスに自分の家族や友人たちの肖像を描く。それらの作品は写実的ではあるが、リアリズムをのりこえ独自の造形言語を創り上げようとする彼の試みが見てとれる。一見単純にみえるその肖像画は、明快であると同時に複雑に入り組んでもおり、人間の表面的な表情についての彼の解釈が表れている。1960年代には舞台装飾にも手を染める。1971年にはユタ州立大学美術館で回顧展を開く。1972年にはグッゲンハイム絵画助成金を受ける。1974年にはホイットニー美術館で版画展を開く。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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脂派とは?【 美術用語 】

一般に明治美術会系の画家の画面が脂っぽい印象を与えることから、世間がこの系統の作家と作品を揶揄して用いた名称。紫派と呼ばれる黒田清輝を中心として形成された外光派との対比で用いられた。ほかに旧派、北派、変則派とも呼ぶ。1893年ラファエル・コランにサロン風の外光描写を学んだ黒田が帰国するまで、日本の画家は外光描写を知らず褐色を基調として明暗のコントラストを鳶色あるいは黒で表現したため、画面は暗く脂っぽいものとならざるを得なかった。それに対して明るく感覚的な黒田の外光表現は清新な感動をもって若い画家に迎えられ、やがて当時唯一の官展であった文部省美術展(文展)の画風を支配していった。ジャーナリズムは両者の対立を脂派紫派の抗争とあおったが脂派は画壇の片隅に追いやられていった。

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徳島県立近代美術館2006