1950年アラバマ州生まれ。酒や暴力の荒れた生活から逃れるため、14歳の時家出しアメリカ各地を放浪するが、1972年故郷に戻る。1979年、火事で二人の姪を亡くし自殺を試みる。自らの再生と姪の弔いのために制作した墓碑が、アーティストとしての出発点となる。その後、水を得た魚のように彫刻制作をする。スミソニアンの巡回展‘More Than Land and Sky’(1981)などにも出品されている。「僕は、黒人の魂を白人にもわかってほしいんだ。」(「アート・イン・パラダイス−アメリカのユニークな作家たち」図録 2001年)