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かさっと メアリ・カサット
ピッツバーグ郊外の裕福な実業家の家庭に生まれたカサットは、少女時代のの多くをヨーロッパで過ごし、1874年からはパリに永住している。ドガの紹介でインディペンデント・アーティストのグループに入り、アメリカ人としては初めて印象主義の画家たちの仲間入りをした。作品はドライポイント、エッチングが中心だが、1890年にエコール・デ・ボザールで見た浮世絵の展覧会に触発されて、アクアティントを併用した、大判の多色刷ドライポイントを始めた。30年以上の制作期間に彼女が制作した版画は200点以上にのぼるが、そのうちの多くに浮世絵、特に歌麿の美人画からの影響が見られる。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作家
廣島晃甫とは?【 作家名 】 1889年徳島県徳島市に生まれる。1951年没する。本名は新太郎。香川県立工芸学校(現・香川県立高松工芸高等学校)、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業。1916年、長谷川潔、永瀬義郎と日本版画倶楽部を結成。1919年の第1回帝展(帝国美術院展)と翌年の第2回帝展では日本画が連続して特選を受賞し、一躍画壇の注目を集める。その後も、帝展、新文展(文部省美術展)、戦後の日展(日本美術展)に出品し活躍。日独美術展覧会委員、帝展や新文展の審査員なども歴任した。大正期は浪漫的香りある人物表現を行うが、次第に花鳥画に重点を移していった。 |
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