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チャールズ・カーライル・コールマン

ニューヨーク州バッファロー出身のコールマンであるが、南北戦争の兵役の後1866年に、20代前半の3年間を過ごしたパリに戻り、その後ブルターニュ地方とローマでの滞在を経て、イタリアのカプリ島で余生を送った。肖像画や風景画、特にヴェスヴィオ山の噴火を描いた油彩作品等で知られ、アメリカやイギリスで頻繁に作品を発表した。ローマではアメリカ出身の画家たちのグループ、特にアリフ・ヴェダーと親しくし、作品の上での共通点が見られる。ヴェダーは装飾美術に詳しく、日本美術の要素を積極的に絵画の中に取り込んだが、コールマンよりもいち早く、日本的な縦長、または横長の画面に、桜と蝶などの花鳥風月のモティーフを描いている。ヴェダーの影響の他には、1878年から1891年の間度々訪れたロンドンで、当時の絵画界の有力者であったホイッスラー等のジャポニストの影響を受けた可能性が高い。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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リアリズムとは?【 美術用語 】

フランス語読みではレアリスムと言う。ふつう「写実主義」と訳すが、訳語よりも原語の方が幅広いニアンスを含んでいるため、近年はそのまま外来語として使うことが多くなっている。原語には「写す」の意味は含まれず、現実主義とか実在主義といった訳語の方が適切な場合が多いことや、その内容が時代や著述家によって異なり一義的でないからである。描写対象で捉えれば、慣習的に美しいものや高貴なものでなく、醜いものや庶民の生活の平凡な場面を描くことを言う。クールベやカラヴァッジオの作品がここに入る。描写方法の側面から述べれば、抽象化、歪曲化(デフォルマション)、様式化、理想化の方法をとらないものを言う。しかし、例えばダリの絵画は、対象を抽象化せず細部まで抽き込んでいる点でリアリズムと言えるが、自然の外観を著しく歪曲化している点でそうとは言えず、それぞれ相対的であり排他的な意味を持っている。なお、20世紀の抽象表現主義以後、抽象的なものや超再現的なものを含んでこの用語を使う傾向もある。

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