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もり よしお 森芳雄
1908年東京都に生まれる。叔母、森ふみの養子となる。1926年慶應義塾を修了し、本郷絵画研究所、一九三〇年協会研究所に学ぶ。一九三〇年協会展、二科展、独立美術協会展に出品し、1931年フランスに渡り、32年サロン・ドトンヌに出品する。1934年帰国。1936年独立美術協会展でD氏賞を受賞し、翌年同協会の会友となるが、39年退会し自由美術協会会員となる。1964年同会を退会し主体美術協会の結成に参加、同展をはじめ平和美術展、日本国際美術展、現代日本美術展などで活躍する。第二次大戦後堅固な構成と温かい詩情が注目を集め、ことに1950年の〈二人〉は広く共感をよぶ。1951年から81年にかけて武蔵野美術学校、武蔵野美術大学で後進の指導にあたる。1962年、麻生三郎との二人展が神奈川県立近代美術館で開かれる。
カテゴリー:作家
石版画とは?【 美術用語 】 版画技法。石版画。平版(版面に凹凸のない版形式)の代表的なもの。版材に石灰石や、今日では人造石灰石や亜鉛板、アルミ板も用いる。製版の原理は水と油の反発作用である。即ち石灰石に脂肪性のクレヨンや解き墨で描き、上から硝酸アラビアゴム溶液を掛けると、化学作用によって描画部は親油性に、他の部分は親水性になる。こうして版面に油性インキをローラーで転がし、描画部にのみ付着したインキをプレス機で紙に刷り上げる。亜鉛板等を用いる場合も、水と油の反発を応用することに変わりはない。18世紀末にゼネフェルダーがドイツで発明し、当初は近代的な複製出版技術として、広くヨーロッパに普及した。19世紀中頃には多色石版画、続いて写真製版も登場し、リトグラフは商業印刷の分野で急速に発展する。19世紀末の芸術的なポスターの隆盛は、この技法を抜きにしてはあり得なかった。今世紀に入いってからも、ピカソ、マチス、ルオー、シャガール等、多くの作家がリトグラフによる表現を意欲的に追求した。 |
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