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みらー R・A・ミラー
1912年生まれ。ジョージア州在住。牧師を30年ほど勤めた後、75歳から絵を描き始めたという。何の理由もなく制作を始めたという彼だが、ある種のひらめきや啓示に動かされたように見える。悪魔や天使、動物や国旗をモチーフにした、ブリキアートが特徴的な作品だ。宗教的な作品でもある。自宅周りには、彼が制作したシンプルな風車や天使が、にぎやかに愛らしく立ち並んでいる。(「アート・イン・パラダイス−アメリカのユニークな作家たち」図録 2001年)
カテゴリー:作家
コブラとは?【 美術用語 】 1948年にアムステルダムで結成された芸術家グループ。カレル・アペル,アスガーヨルン,コルネイユらが実験美術家と称して集まったものである。コブラの名称は、結集した作家の生国が、デンマーク、ベルギー、オランダの三国にわたっていたことから、それぞれの首都のコペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をとってコブラと称するようになった。激しい筆触、鮮やかな色彩による表現主義的な作風が共通し、また、精神障害者や子供による作品に表現の可能性を見い出し、アンフォルメルの運動とも深くかかわりながら、ヨーロッパでの第二次大戦後の新しい絵画運動の代表のひとつとなった。しかし、グループとしての活動は短命で、3回のグループ展を開催し、3年後の1951年に解散している。 |
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