1919年ノースキャロライナ州生まれ。第二次大戦中に創った風車に魅せられ、帰郷後も家の暖房用に風車を創った。機械工として働き、やがて自分の修理工場を開く。1985年に仕事を退き、以降、機械の残余物を再利用して、本格的な風車作りを始めた。彼の敷地には、今や所狭しと風車が立ち並ぶ。最大規模の風車は、ボルティモアのアメリカビジョナリー美術館に、展示されている。「私はいろいろなものを組み立てては、野外に解放した。ここにたくさんの物がころがっていたから、それで何かしなければならなかっただけなんだ。」(「アート・イン・パラダイス−アメリカのユニークな作家たち」図録 2001年)