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やまもと ようこ 山本容子
1952年埼玉県に生まれる。1978年京都市立芸術大学美術専攻科を修了する。在学中から個展を開催するほか各種の展覧会に作品を発表し、1977年京都府洋画版画選抜展買上賞、京都府洋画版画総合展新人賞、大阪府民ギャラリー版画コンクールコンクール賞を受賞する。卒業後は1978年日本現代版画大賞展西武賞、80年京都市芸術新人賞、83年韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞などを受賞、新しい世代の版画作家として幅広い注目を集める。ソウル国立現代美術館、栃木県立美術館など、内外の美術館に作品が収蔵される。身近な光景に取材し、イメージを画面の上で幾り返した作品は、ユーモラスなリズム感をつくり出している。また近年は木を使ったオブジェも発表する。京都精華短期大学美術科、京都市立芸術大学美術学部で後進の指導にあたる。
カテゴリー:作家
ビュランとは?【 美術用語 】 銅版や木口木版を彫るために用いる彫刻刀。全長約12cmの鋼鉄製の棒で、刃先は斜め45度に切断され、菱形か正方形の断面を持っている。他端から全長の3分の1の部分で折れ曲がっており、その先に木製の握りがついている。使用法は、指で先端の方向を定めながら、握りを手のひらで押し、版面に水平に近く彫り進める。刃先はV字型に版面に食い込み、明快で硬質な線が刻まれる。抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の1の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。ビュランは、銅版画の中でも直刻法によるエングレーヴィング版画、そして木口木版画の中心工具であって、鋭い刻線によって繊細で精密な表現を可能にする。ところで、木口木版画も含めて線刻彫版画をエングレーヴィングと総称するが、またこの彫刻刀の名をとってビュランと呼ぶこともある。 |
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