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まりそる

マリソル

1930年フランスに生まれる。両親はベネズエラ人。1949年、パリのエコール・デ・ボザールで学び、ボナール風の絵を描く。1950年、アメリカのアート・スチューデンツ・リーグで学び、国吉康雄にも興味を引かれた。1950年以来、ニューヨークを中心に制作を続ける。1950年代のアメリカの抽象表現主義や、60年代のポップ・アートとは一線を画し、彫刻のテクニックを学びながら彼女独自のスタイルを生み出した。木及びミクスト・メディアによる、巨大なスケールの具象的な作品は、社会や人類に対する鋭い観察を秘めている。1960年代には、アメリカのブルジョア生活の一端を、特徴あるわし鼻を持つマリソル自身の容貌を組み込みながら家族の肖像として表現した。1970年代には、魚や祭儀的な仮面やエロチックな要素を取り入れ、彼女のより個人的な側面をあらわにした。1980年代には再び肖像に戻るが、彼女自身のイメージは消え、対象となる人物の特徴を取り入れている。またインスタレーションも手掛けている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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ニックとは?【 作家名 】

1927年アメリカに生まれる。1948−51年、クリーヴランド・インスティテュート・オブ・アートで、48−51年、ブルックリン美術館美術学校で、57−58年、ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグで学ぶ。1963年、エール大学で芸術修士号。カーネギー・インスティテュート・オブ・テクノロジーほかで教職歴がある。マサチューセッツ州コンコード在住。ニックは、都会の街頭シーンや、ニュー・イングランドの効外に特徴的なヴィクトリア様式の建物を描く屋外派の画家である。彼はイタリア、ギリシャ、エジプト、ブルガリア、スペインその他の国々でも描いてきた。ニックはペインタリー・リアリズムの体現者でもある。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

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