ぐるぐるアートワード
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版画集〈恋人たち〉1. 準クラナッハ選集、“本日休演”による ファースト・ステート



版画集〈恋人たち〉12. …裸にされた花嫁 セカンド・ステート



版画集〈ジャズ〉1.道化師



版画集〈ジャズ〉2.サーカス



版画集〈ジャズ〉8.イカルス



版画集〈聖マトレル〉1.レオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉2.テーブル



版画集〈聖マトレル〉3.長椅子のレオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉4.修道院



版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1



版画集〈ダフニスとクロエ〉9.クロエの接吻



版画集〈ダフニスとクロエ〉11.真昼,夏



版画集〈ダフニスとクロエ〉17.フィレタスの教え



版画集〈ダフニスとクロエ〉41.ニンフたちの洞窟での婚礼の宴



版画集〈ダフニスとクロエ〉42.結婚



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉1. 虹色のスカーフをつけたドリアン・グレイ



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道


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まりそる

マリソル

1930年フランスに生まれる。両親はベネズエラ人。1949年、パリのエコール・デ・ボザールで学び、ボナール風の絵を描く。1950年、アメリカのアート・スチューデンツ・リーグで学び、国吉康雄にも興味を引かれた。1950年以来、ニューヨークを中心に制作を続ける。1950年代のアメリカの抽象表現主義や、60年代のポップ・アートとは一線を画し、彫刻のテクニックを学びながら彼女独自のスタイルを生み出した。木及びミクスト・メディアによる、巨大なスケールの具象的な作品は、社会や人類に対する鋭い観察を秘めている。1960年代には、アメリカのブルジョア生活の一端を、特徴あるわし鼻を持つマリソル自身の容貌を組み込みながら家族の肖像として表現した。1970年代には、魚や祭儀的な仮面やエロチックな要素を取り入れ、彼女のより個人的な側面をあらわにした。1980年代には再び肖像に戻るが、彼女自身のイメージは消え、対象となる人物の特徴を取り入れている。またインスタレーションも手掛けている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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未来派とは?【 美術用語 】

20世紀初頭、イタリアを中心に興った芸術運動。1909年2月20日、詩人マリネッティがパリの日刊紙『フィガロ』紙上に最初の「未来派宣言」を発表し、10年3月8日ボッチョーニ、カルラ、ルッソロ、バルラ、セヴェリーニがトリノの劇場で観衆を前にイタリアで最初の未来派運動宣言を行なった。新時代はそれにふさわしい生活様式と表現を必要とするとし、いっさいの過去を精算して速度とダイナミックな力の渦巻く機械文明の感覚を力強く表現することを主張した。造型の観点からは、対象の物質性を破壊してキュビズムから得た同時代性の思想を画面に定着し、運動の表現に新たな道を開いた点が注目される。運動としては1915年頃までで終ったが、ダダをはじめ20世紀芸術の諸運動に与えた影響は少なくない。印刷物を通じた幅広い広報活動をおこない、大正10年代の日本の美術・文学にも多くの影響を与えた。

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