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南仏のアニス酒「フェリ45」



鳰沼



二月の頃



ニクソン



西常雄



西雅秋



西垣籌一



西沢笛畝



西のはて



西村五雲



西村龍介



西山翠嶂



西山英雄



虹の女神 II



ニジンスキーの野兎



日刊紙「山」(ラ・モンターニュ)



日記1987年5月30日、柏市、亀甲台、2-12-4



ニック



新田越後守義顕決戦之図



日本庭園のサラ・ベルナール


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エルミーヌ・ダヴィッド


パリに生まれる。ダヴィッドはジュル・パスキンの妻でありマリー・ローランサン次いで人気の高かったエコール・ド・パリの女流作家である。彼女は自己の個性と才能を早くから自覚し画家としての自分の道を自分らしく選んで行った作家である。作品「自画像−17才」に描かれたのは17才の彼女であり、毅然とした表情と鉛筆を握った右手には、17才にして既に画家を志していた彼女の強い意志が窺える。彼女の人生にに大きな転機をもたらしたのがパスキンとの出会いである。彼と生活を通して彼女は自分本来の精密で華やかな表現に粗く大胆な幾分単純化された表現を加え画家としての幅を広げていった。また、パスキンとルーシーの道ならぬ恋、そしてパスキンの悲劇的な死に直面した時も常に自分らしさを失わなかった彼女は画家としてだけでなく一人の女性としても常に冷静に自分らしく生きた強い意思の持ち主である。植田玲子(いわき市立美術館学芸員)(「パスキンエコール・ド・パリ−1920年代 哀愁のパリ−」図録 1996年)


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徳島県立近代美術館2006