ぐるぐるアートワード
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版画集〈恋人たち〉1. 準クラナッハ選集、“本日休演”による ファースト・ステート



版画集〈恋人たち〉12. …裸にされた花嫁 セカンド・ステート



版画集〈ジャズ〉1.道化師



版画集〈ジャズ〉2.サーカス



版画集〈ジャズ〉8.イカルス



版画集〈聖マトレル〉1.レオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉2.テーブル



版画集〈聖マトレル〉3.長椅子のレオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉4.修道院



版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1



版画集〈ダフニスとクロエ〉9.クロエの接吻



版画集〈ダフニスとクロエ〉11.真昼,夏



版画集〈ダフニスとクロエ〉17.フィレタスの教え



版画集〈ダフニスとクロエ〉41.ニンフたちの洞窟での婚礼の宴



版画集〈ダフニスとクロエ〉42.結婚



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉1. 虹色のスカーフをつけたドリアン・グレイ



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道


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マリアンヌ・ディアーニュ=シャネル

パリでセネガル人の父とフランス人の母の間に生まれる。1973年パリ国立高等装飾芸術学校を卒業後、さらに同応用美術学校に学ぶ。この間フランス学士院よりデルマ賞(1973)、レキィ・ガルニエ賞(1976)を受賞、また80年には仏外務省派遣によりイタリアに滞在した。 このように、ディアーニュ=シャネルの経歴を並べてみると、父親がセネガル人であるということ以外には、「アフリカ」の影はどこにも見当たらず、むしろ純然たるフランスの作家のように思える。たしかに80年代の中頃までは、フランス人になり切ろうとしていた節があるが、同後半から、彼女は自己の中の「アフリカ」を正面切って見据え始める。そんな彼女の内面的変化をはっきりと物語っている。〈何かが変わる〉という、1989年パリのグループ展に出品された作品のタイトルも、こうした点から何やら示唆的である。<アフリカの帰還>、<小さなアフリカ>など、この時期以降に創られた作品のタイトルは、そんな彼女の内面的変化をはっきりと物語っている。「セネガル芸術家サロン」(1989)への出品など、ダカールでの発表が多くなるのもこの前後からだ。人物であれ動物であれ、一見童画風の彼女の絵には私的な物語が色濃く塗りこめられている。それは、内なるアフリカと向き合うことを通して抜き出された彼女自身の自画像といってよい。今回出品の2点の板絵も、一片の躇いもなしに人間を真正面から捉えているが、その眼差しは敵意を帯びた凝視のそれではなく、対象を包み込むような優しい眼差しである。齢を重ねて、自己を肯定的に見ることができるようになったディアーニュ=シャネルのある種のゆとりが、そこには漂っている。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


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木版画とは?【 美術用語 】

木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する。版画としては最も古い歴史を持っており、中国では7世紀、日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、桜、桂、朴などの広葉樹種が、堅さも組織も一定しているため適している。木目が平行しているものを柾目、平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀を用いて版をつくるが、最近は、電動のこぎりで切断した形象を使ったり、伝統的な凸版技法に凹版技法をとり入れるなど表現の可能性を広げている。木口木版は、黄楊や椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上に版木を置いて、ビュランで彫刻する。印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。

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