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いかーる![]() ルイ・イカール ![]()
デザイナー、版画家、イラストレーター。兵役についた後、パリで写真や女性モデルを描いた絵を複製して絵はがきを作る小さな工房に入り、ここでエッチング、リトグラフ、アクアチント等の様々な版画に親しむ。1908年から雑誌『演劇批評』の表紙をデザイン。また、モードにも興味を持ち、専門誌の仕事をした。第一次大戦後にはアメリカで版画作品が評価を得たが絵画の方は注目されなかった。孝行作品も限りがあり、主にサン=ラファエル社のものである。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)
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カテゴリー:作家
![]() ![]() ![]() ビュランとは?【 美術用語 】 ![]() 銅版や木口木版を彫るために用いる彫刻刀。全長約12cmの鋼鉄製の棒で、刃先は斜め45度に切断され、菱形か正方形の断面を持っている。他端から全長の3分の1の部分で折れ曲がっており、その先に木製の握りがついている。使用法は、指で先端の方向を定めながら、握りを手のひらで押し、版面に水平に近く彫り進める。刃先はV字型に版面に食い込み、明快で硬質な線が刻まれる。抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の1の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。ビュランは、銅版画の中でも直刻法によるエングレーヴィング版画、そして木口木版画の中心工具であって、鋭い刻線によって繊細で精密な表現を可能にする。ところで、木口木版画も含めて線刻彫版画をエングレーヴィングと総称するが、またこの彫刻刀の名をとってビュランと呼ぶこともある。 ![]() ![]() ![]() |
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