ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


アラベーラ・ボルトンの肖像



あらゆる試練に耐えて



アララットの船あるいは空の蜜



有元利夫



有山白崖



ある音楽家のための楽譜(徳島会場不出品)



ある種の関係



アルジェのユダヤ人(タンジールのユダヤ人花嫁)



アルジャントゥイユからサノワへの道



ある彫刻家の顔



アルテンシュタイン



アルテンベルク



アルデイア通り



アルトゥール・レスラーの肖像



〈アルトーは兵士たちの前で語る〉



アルハンブラ−ヌイイの祭り



〈ある場面の再現〉



アルバース



Alphabet Skin



アルプ


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 作家(1701)

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こじま ゆうじ

小嶋悠司

1944年京都府に生まれる。1969年京都市立芸術大学専攻科を卒業。在学中の1967年第31回新制作展に初出品し、翌年第32回展で新作家賞を受賞。また1970年第34回展から3年連続して同賞を受賞し、73年新制作協会員となる。この年第2回山種美術館賞展優秀賞を受賞。1974年創画会の結成に参加し、現在は創画会会員。1975年から76年にかけて、文化庁在外研修員としてイタリアのフィレンツェに渡り、エトルリア彫刻や、フレスコテンペラの技法について学ぶ。1981年富山県立近代美術館の「現代日本美術の展望−日本画−展」、85年福岡市美術館の「第2回アジア美術展」、87年京都市美術館の「近代の潮流−京都の日本画と工芸」展などに出品されている。岩絵具や泥絵具、テンペラなどの画材を使って、原初的な壁画を思わせるマチエールの中に人間像を描いている。〈地〉、〈群像〉、〈凝視〉、〈彫る〉、〈穢土(えど)〉などの連作がある。


カテゴリー:作家
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木口木版とは?【 美術用語 】

版画技法。立木を輪切りにした切り口(木口)を版面とする。版木には黄楊(つげ)や椿(つばき)等の堅い木が使われ、銅彫版と同じく、堅い版材に鋭い線を刻むことのできるビュランやノミによって彫版する。インキは粒子の細かいオフセット印刷用・銅版用・石版用等、油性インキを用い、彫り残された凸部にローラーで均一にインキをのせる。紙は薄手のものが刷り易く、バレンや、より細かい調子を出すためには金属ベラで強く印刷する。特徴は、繊細で精密な表現が可能なこと、また版が堅牢なので大部数印刷にも適していることである。18世紀末に英国人ビューイックが創始したとされる。日本では1887年に伝えられ、教科書や新聞の挿絵等、実用面で広く普及したが、写真製版が発明された後、衰退していく。芸術的な木口木版の制作では山本鼎長谷川潔などが有名。ところで、木口木版に対して、縦挽きした切り口(板目の表われる面)で制作するものを板目木版と呼び、西洋と逆に日本で木版画といえば、こちらの方が一般的である。

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