画家、版画家、室内装飾家。パリ生まれ。国立美術学校と国立装飾美術学校に学ぶ。仏蘭西芸術家協会展(サロン)やサロン・ナシオナル、サロン・ドトンヌ(1938年まで)に出品する。1937年、パリのマルサン館で開かれた「1900年から25年までの生活装飾」展に、66年には装飾美術館の「1925年代」展に出品している。
エッチング・
ドライポイント、
リトグラフなどあらゆる版画の技法に精通し、なかでも1920年代初頭に再び盛んに制作されるようになった
木版画を得意とした。30点ほどの書籍にイラストを描いているが、その半分近くは
木版画による。1913年に創刊された『優品新聞』の最も重要なデザイナーの一人であった。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)