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ぼんふぃす ロベール・ボンフィス
画家、版画家、室内装飾家。パリ生まれ。国立美術学校と国立装飾美術学校に学ぶ。仏蘭西芸術家協会展(サロン)やサロン・ナシオナル、サロン・ドトンヌ(1938年まで)に出品する。1937年、パリのマルサン館で開かれた「1900年から25年までの生活装飾」展に、66年には装飾美術館の「1925年代」展に出品している。エッチング・ドライポイント、リトグラフなどあらゆる版画の技法に精通し、なかでも1920年代初頭に再び盛んに制作されるようになった木版画を得意とした。30点ほどの書籍にイラストを描いているが、その半分近くは木版画による。1913年に創刊された『優品新聞』の最も重要なデザイナーの一人であった。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)
カテゴリー:作家
グワッシュとは?【 美術用語 】 不透明な水彩絵具、またはこれを用いた技法、絵画。現代のグワッシュ絵具は、水溶性のアラビアゴムを媒材として顔料と混ぜたものだが、古代エジプトなどでは、顔料をトラガカント・ガムか蜂蜜で練り合わせてつくり出していた。いずれの媒材でも不透明な効果を与えるための増量材を含んでおり、地塗りの色彩を覆うことができる。透明水彩の場合には、ハイライトや明るい色は、紙の白地を利用してつくるが、グワッシュでは白色絵具を混ぜてつくる。またそのため、白色の地塗りによる透明感に欠けるが、乾くとぬれた時よりも明るい色調となり、艶のないしっとりした効果を生む。西洋中世には、彩飾写本によく使われ、16世紀〜18世紀の細密画では、透明水彩とグワッシュを併用して使った。デューラーの水彩による風景画や花や動物の習作もほとんどグワッシュによって描かれている。18世紀のフランス,スイス,イタリアの水彩画家たちは、パステル調の発色をもつ表現を開発。20世紀に入ると、ポスターやイラストレーションなど幅広い分野で用いられている。 |
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