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ジョルジュ・ロシュグロス

画家、イラストレーター、デザイナー。ヴェルサイユ生まれ。1882年、サロンに初入選。87年からフランス芸術家協会の会員になり、89年のパリ万国博覧会で銅メダルを、1900年には金メダルを獲得。1880年から1900年にかけて流行画家の一人となる。彼は公式の肖像画家であるが、同時に歴史画も制作している。その他、彼は本のイラスト、劇場の装飾、オペラ等のポスターも制作している。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)


カテゴリー:作家
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ロシュとは?【 作家名 】

彫刻家として教育を受けたロシェは、版画作品に彫刻的効果を加味しようとした。1892年頃、石膏型に紙をプレスすることによって、最初の浮き彫り版画を制作し、さらにこれに手彩色を施して「水彩版画」と命名した。この試みが彼をジプソグラフの開発へと導いた。つまり、この技法は、インクの塗られた石膏型の上で紙をプレスして、日本の空刷りにも似た表面のきめを紙に転写するものであった。この手法は、後に金属板を使ったジプソタイプへと発展することになる。自分のスタイルと技法に与えた浮世絵版画の影響を自認していたロシュは、ジュール・シャデルアンリ・リヴィエール、ガブリエル・アンスレ、シャルル・ジロらと共に「日本美術友の会」の一員となり、1895年から1914年まで、毎月会合を開いた。彼が好んだ動植物を主題とした作品に見られる繊細な色彩には、日本の花鳥画の影響がうかがわれる。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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