
皆さんこんにちは、四国大学の吉田と申します。
この企画は3年目ですけども、企画された県立近代美術館の館長はじめ学芸員の方に敬意を表しますとともに、いわゆる芸術というものの範ちゅうを超えたような展覧会に出品される勇気をすごいチャレンジ力だと思っており、それについても敬意を表したいと思います。
今回私が選ばせて頂きました評価の観点は、前回もそうでしたが私自身の経験から、素材にどういう風に関わったかとか、それらをどう活かしてその中に自分のメッセージを込めたかという、その辺りがまず1件目です。もう1つは、私がエネルギーを強くうけた作品を選ばせて頂きました。
受賞された方は、おそらくその熱気と共に、次にどう展開していくかという可能性が感じられる作品が選ばれたのではないかと思っております。また今回、私が関心を持っておりましたのは、3月11日以降、表現する方たちがご自身の表現の中にどういう風にそれを含まれたり、あるいは意識されたかというのがひょっとして垣間見れるか関心を持って見させていただきました。
皆さんのご発展をお祈り申し上げます。